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kumago

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  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
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地の星 宮本輝



連作「流転の海」の第2部「地の星」です。
昭和24年、松坂熊吾は、妻房江と戦後50歳を過ぎて初めて授かった息子伸仁の健康を考え、環境の悪い大阪から故郷の愛媛県南宇和郡城辺町に戻った。
それから2年が経ち、田舎の大自然の中で房江と伸仁は健康になったが、戦前大阪で松坂商会を立ち上げ実業家となった熊吾はかつての仕事仲間が大阪で奮闘している中、焦りを感じていた。

その熊吾の前に40年前に熊吾に投げ飛ばされて足が不自由になりその仕返しをするために戻ってきたという「増田組」の組長、わうどうの伊佐男が現れたところから熊吾の周りでいろいろなことが動き出す。
熊吾の母ヒサ、熊吾の妹で二人の私生児の母であるタネ達と暮らす中、熊吾は深浦港の網元和田茂十の県会議員出馬を支援する選挙参謀となる。

前作流転の海の戦後の混乱期の大阪から一転、のどかで偏狭な愛媛県の田舎に舞台を移し、かつて展開した事業と比較すると日々の些末な出来事に振り回されながら自分の人生を見つめなおす時間を送る熊吾の数年間が描かれます。

このブログを書くためにぱらぱらと読み返そうと思って読み始めたのですが、結局すべて読み返してすっかりはまってしまいました。

文句なしにお勧めの作品です。
また後日、第3部「血脈の火」の感想も書きたいと思います。

恋愛  ★★★
スリル  ★★★★
感動  ★★★★
総合  ★★★★★
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THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |
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