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kumago

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  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
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空飛ぶタイヤ(上)(下) 池井戸潤

社員90人の小さな運送会社「赤松運送」を経営する2代目社長の赤松徳郎。
自社のトラックが事故を起こし外れたタイヤが通行人の主婦に当たり死亡するという事故が発生する。主婦と手をつないで歩いていた小さな息子を残して。

事故を起こしたトラックの製造元のホープ自動車は財閥系の超大手自動車会社。警察から持ち込まれた事故車両の「ハブ」を調査し、整備不良が事故原因との結論を出す。
整備を行っていた社員を信じ、自動車の根本的な欠陥だと信じる赤松は、「ハブ」の返却をホープ自動車に再三求めるが、ホープ自動車は返却に応じず赤松運送を倒産に追い込むべく時間稼ぎを行う。

警察の家宅捜索を受けた赤松は、大手取引先から取引を引き上げられ、取引銀行でホープ系列のホープ銀行から資金のストップを告げられ、倒産の危機に立たされる。被害者の夫からは裁判を起こされ、家庭では小学生の息子がいじめに合う。

四面楚歌の状況の中、会社と家族を守るため戦う赤松の元に、ホープ自動車はリコール隠しを行っているのではないかと疑い取材を重ねる雑誌社の記者が現れる。
支援を申し出てくれる別の銀行にも巡り合い、経営の危機と隣り合わせの状況の中、赤松は記者からもたらされた情報を元に真相の究明に奮闘する。

赤松運送、ホープ自動車、ホープ銀行、そして警察など多くの関係者がそれぞれの立場と思惑で事件を巡り行動する。果たして赤松は、赤松運送は、生き残れるのか。

この小説は、コメントをいただいたプチ裏さんの逆「おすすめ」です。
おすすめいただいてすぐに本屋さんで手に取ったんですが、子供の母親が事故で死んでしまうという悲惨さとタイトルの軽さから正直敬遠していました。

ところが。

今回、いざ読み始めたら止まりません。これほど読み応えのあるエンターテイメント小説は初めてと言っていいくらい面白かったです。
上下巻ありますが、下巻は2日で読みました。おかげで仕事が滞ってしまって明日からが大変です。

何か面白い小説を、という方はぜひ!必読です!

恋愛  ★★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★★
総合  ★★★★★

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THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

COMMENT

ありがとうございますm(_ _)m

自分で薦めておきながらドキドキしながらコメントを読んでました(笑)

どれだけその物語に感情移入出来るかという点でこの作品にはどっぷりと浸ってしまいました

面白い本を共有出来るというのはホントに気持ちがいいですね

Re: ありがとうございますm(_ _)m

こちらこそ、いい作品を紹介していただいてありがとうございます。
またおすすめありましたらぜひ教えてください。

ひとつの出来事から、いろんな人が登場していろんな行動を起こして
それらが最終的にひとつの結末に収束していく、正に小説の醍醐味を
味わえる作品ですね。久々に「終わってほしくない、もっと読みたい」と
思った本でした。

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