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kumago

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  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
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絆 江上剛

父親を知らず、”客”をとる母親に育てられた康平は貧しい家庭の少年だった。一方康平の幼馴染みの治夫は同じ丹波の村の裕福な家庭の息子だった。
康平が小学生だったある日、康平の母は首を吊って自殺する。天涯孤独となった康平は、治夫の優しい父柳本統治郎に引き取られ治夫と同じ屋根の下で暮らすようになるが、統治郎の妻文子の冷たい仕打ちに会い、常に治夫に負い目を感じていた。

高校3年生になった康平は、同級生の佐依子を襲おうとした治夫を殴り卒業前に村を出てしまう。
そして偶然大阪で出会った愛知県の染色業のヤイダ染工の社長矢井田晴次の元で働くことになる。
汗とインクにまみれて働く康平のところに、ある日早稲田大学の学生となった治夫が現れる。

やがて治夫は地方銀行の銀行マンになり、成績を上げるため矢井田に近づく。

康平は、小さい頃から治夫にひどい扱いや仕打ちを受け続けるがなぜか縁が切れることがない。結局は50代になるまで延々と二人の”絆”は続いていく。物語はバブル経済前後の社会情勢に流されながら、必死で生きる康平を中心に様々なひとの絆を描いています。

すばらしい作品だと思います。示唆に富んでいて、いろいろなことを考えさせられます。文章も読みやすいけれどもとても重みがあっていいです。

ベストセラーではなかったのかも知れませんが、そうだとしたら隠れた名作だと思います。小説好きなら読んで損はありません。

恋愛  ★★★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★★
総合  ★★★★★

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THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

COMMENT

こんにちは

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はじめましてm(_ _)m

いつも本を選ぶ時に参考にさせてもらっています。

分かりやすい解説に見やすいオススメ度が個人的に大変気に入りました。

今回の『絆』をいま読み終えて、2月の時点で今年一番ではないかと思っています。

これからも参考にさせてもらいますので、頑張って下さい

最後に自分のオススメ小説を一つ紹介させて下さい。
『空飛ぶタイヤ』
池井戸 潤箸

これは同名でドラマ化もされていますが、原作本が絶対にお薦めです(もっと言うなら、ドラマは見なくてもいいかな・・・(笑))

Re: はじめましてm(_ _)m

プチ裏さん
コメントありがとうございます。

『絆』はいい小説ですね。

読書というのは、とても個人的な行為ですよね。音楽にはコンサートがありますし、
映画も映画館で観る限りは同時に同じ空間でたくさんの人と共有できますが、
読書は同時に同じ空間でたくさんの人と、っていうわけにはいかないですよね。
新聞やネットでの書評を読んで、共感できるというのがせいぜいではないかと思います。
コメントいただいて、なんとなくそんなことを考えました。

ですので、コメントいただけるととてもうれしいです。

> これからも参考にさせてもらいますので、頑張って下さい

はい、気楽にぼちぼちと頑張りますv-91

> 最後に自分のオススメ小説を一つ紹介させて下さい。
> 『空飛ぶタイヤ』
> 池井戸 潤箸

今ちょうど次に読む本を探しているので、『空飛ぶタイヤ』読んでみます。
ありがとうございます!

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