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kumago

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  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
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真夏の島に咲く花は 垣根涼介

舞台は南太平洋のフィジーのビチレブ島。時は2000年。この島では先住の陽気で経済観念の希薄なフィジー人と賢く商魂逞しいインド人、そして少数の中国人や日本人が共存していた。
現在25歳で、日本食レストランを経営するヨシこと良昭、その彼女で大きなみやげ物やの娘の美しいインド人サティ、ガソリンスタンドで働く岩石のような顔をしているのに人間味の強くいつも貧しいフィジー人のチョネは高校時代の同級生であり、当時異民族のチョネとサティは恋愛関係にあった。現在のチョネの彼女で旅行先であったフィジーに何か大事なものがあると感じて、単身フィジーに移り住み旅行会社に勤める日本人のアコ。
まったく異なる4人はさまざまな想いをかかえて毎日を生きていた。
そしてそんな小さな島国の首都でクーデターが起こりそれぞれの生活を支える商売が次第に傾き始める。

すべての舞台は小さな国フィジーを舞台にしています。日本では縁遠い民族間のさまざまな違いを通して、人間として生きる幸せはどこにあるのかということを問われているような気がします。

クーデターという大きな要素はあるものの、他の垣根涼介のワイルド・ソウルなどのハードボイルドな作品とは趣が異なり、登場人物それぞれの内面に光を当てたなかなか読み応えのある作品です。

※単行本のみ

恋愛  ★★★★
スリル ★★★★
感動  ★★★★
総合  ★★★★

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THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

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