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kumago

  • Author:kumago
  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
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吐きたいほど愛してる。 新堂冬樹

4つの作品からなる短編集。
「半蔵の黒子(ほくろ)」
頬に醜い黒子を持つ毒島半蔵はすべてにおいてどうしようもない人間。想像を絶する奇怪な行動ののち、人としてありえないところまでどんどん進んでいく。

「お鈴が来る」
サラリーマンの富城の妻、吉美は精神に異常をきたしていた。その原因は富城の会社の受付嬢との浮気。しだいに壊れていく吉美の惨状を目の当たりにし富城は浮気相手の元に逃げ込むが。

「まゆかの恋慕」
ある夜、僕、佐倉一美のアパートの前に大怪我をしてうずくまっていたまゆか。一美はまゆかの傷の手当てをし、状況からレイプされたものと考えとにかく病院へ行こうとする。しかしまゆかはかたくなに拒み、一美は自室で傷が癒えるまで同棲することにする。
ことばが話せないまゆかは赤いバッグだけを持っていてそのバッグの中は決して見せることはなかった。
やがて僕はまゆかに恋することになるが。

「英吉の部屋」
英吉は84歳。寝たきりの英吉は娘と婿に介護してもらっていたが、実際には陰湿な虐待を受ける毎日であった。
しかし、その虐待は英吉自身の過去の数々の罪ならざる罪への復讐であった。

新堂冬樹は好きな作家のひとりで、このブログでもいくつか作品を紹介していますが、この短編集はかなり偏執的な作品です。
正直言って、読んでる途中から気持ち悪くなります。そして決しておすすめではありません。
あえて言うなら、人間の本質というのはどこかこのような常識では説明のつかないことも一面として持っているのだというメッセージなのかとは思います。

恋愛  ★
スリル ★★
感動  ★
総合  ★

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