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kumago

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  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
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彗星物語 宮本輝


1985年(昭和60年)、兵庫県伊丹市のいまだ古い農家も残る町並みに大家族が暮らす一軒家があった。
この物語の語り部である城田敦子と舅の福造、夫の晋太郎、長男で24歳の幸一、21歳の真由美、ことし高校を卒業して働きだす紀代美と小学5年生の恭太の一家と、晋太郎の妹で夫の浮気が発覚し離婚し傷ついて実家に出戻っためぐみと4人の子供達そして老ビーグル犬のフックの総勢12人と1匹であった。

そこへハンガリーから神戸大学で学ぶ為に3年間城田家で暮らすことになったボラージュが加わった。

事業に失敗し、いつかは再起を期しながら家族への負い目を感じながら勤めに出る晋太郎をはじめ、それぞれに人生に悩み日々の暮らしを共有する家族に、まったく育ってきた環境も価値観も異なるボラージュが加わることにより、それぞれが時にはげしく互いにぶつかりながらも家族を思いやり人として育っていく様子が描かれる。

平成7年発表の作品ですが、近年の作品につながる宮本輝さんらしい家族の深い愛情が描かれた作品だと思います。

大家族のものがたりですが、人数の多少ではなくたとえふたりの家族でも日々様々な感情のやり取りが生まれ、そこにしかない物語が生まれています。常に日本中で世界中で。
そんな当たり前のことにふと気づかされ感動させられる作品ですね。
ラストシーン、私は電車の中で泣いてしまいました。

恋愛  ★★★★
スリル ★★★★
感動  ★★★★★
総合  ★★★★★

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THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

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