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kumago

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  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
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新参者 東野圭吾

加賀恭一郎刑事シリーズ、2009年に発表された作品です。

東京の老舗店舗が並ぶ日本橋人形町、その隣の小伝馬町のマンションの1室で、一人暮らしの45歳の女性三井峯子が絞殺される殺人事件が発生した。

これまで数々の難事件を鋭い洞察力で解決してきた加賀は、現在練馬署からこの事件の所轄の日本橋警察署に移動になったばかりであった。
加賀は事件発生日の死亡推定時刻の少し前に被害者宅を訪れた保険会社の営業マンがその後に立ち寄ったという人形町の煎餅屋に聞き込みに訪れる。
捜査本部から有力な容疑者と見られていた営業マンは、加賀の的確な聞き込みと推理と裏づけ捜査により、容疑者リストから外される。
このように、事件の背景には東京の下町の人情に厚い人々の触れ合いがあった。
加賀は捜査を進める中で、直接的には事件に関係のない下町の人々の人情に触れ合いつつ、じわりじわりと確実に事件の真相に近づいていく。
被害者峯子の友人、元夫、息子と様々な人々から間接的なはなしを聞くうち、加賀は犯人を探り当てる。

すごい作品です。「第1章 煎餅屋の娘」「第2章 料亭の小僧」…と章毎に様々な人が出てくるのですが、1つの殺人事件を軸にすべての章が見事に1本につながっています。

ただ単に殺人事件の犯人を追いかける推理小説ではなく、捜査線上に浮かび上がる人々の人生を少しずつ掘り下げ、厚みのあるストーリーが展開していきます。

東野圭吾の作品はたくさんありますが、個人的には「白夜行」と並ぶ最高の作品のひとつだと思います。

(単行本のみ)

恋愛  ★★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★★
総合  ★★★★★


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THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

COMMENT

本当に

いい小説ですね 今年に入って一番の本です

加賀恭一郎シリーズを読んだのは『新参者』が初めてだったので、今は過去の作品を読み漁ってます
『赤い指』は面白かったですよ 

kumagoさんへの逆おすすめは・・・

久保俊治著の『羆撃ち』です。
『またぎ』をしていた著者のドキュメンタリー作品です。 この方の娘は過去にテレビで『大草原の少女みゆきちゃん』として紹介されてました。
本の名前からあまり気乗りしなかったのですが、読んでいく内にぐいぐい引き込まれていきます。
読んで損はしない本だと思いますよ

Re: 本当に

プチ裏さん

コメントありがとうございます

東野圭吾は、本当に”うまい”作家ですよね。

> kumagoさんへの逆おすすめは・・・
> 久保俊治著の『羆撃ち』です。

よさそうですね。
次読んでみます。

ちなみに今は小松左京の「日本沈没」を読んでます。
震災に刺激されて。

その前に読んだ本が2冊分溜まってます。。。
今から1冊記事書きます!

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