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錨を上げよ(上)(下) 百田尚樹

久しぶりのブログ更新となりました。
それというのも、年末からずっとこの作品を読んでいたからです。
単行本にして上下1200頁の超大作です。

昭和30年、大阪の下町に生まれた作田又三は祖母と両親、3人の弟という家族の中で、すくすくと悪がきとして育つ。口が悪く腕っ節が強く、曲がったことが嫌いでえこひいきする教師がふんぞり返る学校にもなじめないが、頭が良く社会にうまくなじめないながらも強い芯を持った男として成長する。

中学ではろくに勉強しなかったため、不良の集まる商業高校に進学し、高校でも枠にはまらずに暴れまわる。
しかし遅ればせながらも恋に芽生えると、その後の人生ではずっと純粋に恋をし、まっすぐにぶつかり失恋することを繰り返す。
高校卒業後は、スーパーマーケットに就職するが、ここでもいざこざが絶えず、半年で辞めてしまう。

しかし、その後猛烈に勉強してなんと同志社大学に合格してしまう。
そして大学の枠にも収まらず、大学も途中で飛び出してしまう。

戦後から、大学紛争、バブル経済の入り口まで、昭和という時代を個性的でエネルギッシュな又三が暴れまわります。
人生の判断基準は、道徳とか社会ではなくすべて自分の中にあり、往々にして周囲の人間の理解が得られず何度も何度も大きな失敗を犯すのですが、そのような生き方だからこそ、様々な人とめぐりあいます。

学校、仕事、恋愛など現代人にとって大切なことを、又三の半生を通して考えさせられます。

作者はこのブログでも紹介した「永遠の0」の百田尚樹です。
単行本でかなりの長編ですが、読んで損のない作品だと思います。

恋愛  ★★★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★★
総合  ★★★★★

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THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

COMMENT

存在感ある作品が多いです

やっぱり百田さんの作品は、インパクトありますね。
ボリュームがスゴイので、おもわず書店で手にするとき、
覚悟してしまうんですが・・・(笑)。

ボックスも、なんですが、百田さんの作品は本当に
緻密で、物語に吸い込まれ、読了まで一気です。

作品もさることながら、百田さんの才能にも敬服です。
最近は方々のサイトで百田さんの記事を見かけるようになりましたね。
http://www.birthday-energy.co.jp/ido_syukusaijitu.htm

賞取りはちょっと諦め方向らしいですが、
今後ますます活躍されるらしいです。

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「錨を上げよ 上・下」百田尚樹(100周年書き下ろし)

この男、いったい、何者か。 昭和30年大阪下町生まれ。その名は、作田又三。 下品で、ずるくて、しぶとくて、ルール無視でもお構いなし。 人生の至る所で敗北を喫しながらも、絶対にへこたれない不屈の男。 大ベストセラーをはるかに凌ぐ感動! 疾風怒濤の2400枚。圧倒的青春小説。 戦争が終わってちょうど十年目、いまだ空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。高度経済成長、六十年安保闘争、...
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