プロフィール

kumago

  • Author:kumago
  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
    *各記事のアイコンはAmazonのサイトにリンクしていています。
    Amazonの記事にも作品のあらすじや読んだ方の感想がありますので、ぜひそちらも参考に。
カレンダー
11 | 2011/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内検索

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

てのひらの闇 藤原伊織

堀江雅之は大手飲料メーカータイケイ飲料の宣伝部の広告担当課長46歳。業績の悪い会社の早期退職優遇制度を受けて、まもなく退社するという立場だった。
堀江は20年前のある出来事がきっかけで現会長の石崎の鶴の一声でタイケイ飲料に入社したのだった。

担当したスポーツドリンクのCMが大好評の中、上司の部長と会長室に呼ばれた堀江に、石崎会長は1本の8ミリフィルムを見せる。
そこには、マンションのベランダから落下した男の子を間一髪救うランニング中の男性が映っていた。
石崎はそのフィルムを自社の広告に使うよう堀江に指示する。
その仕事を退職前の石崎への恩返しと思い引き受けた堀江だが、持ち前の聡明さで預かったフィルムがCGで合成されたものと気づき、石崎に指摘する。CM製作の中止を了解した石崎は「感謝する」という言葉を残し、その夜自殺してしまう。

自殺の真相を探るべく、部下で優秀な女性大原や六本木のバーのマイクとナミちゃん達の協力を得て独自の調査を始める。
そして、堀江と石崎の接点であった女優の加賀美順子を捜しだすが、暴力団に襲われるなど不可解なアクシデントが次々と起こる中、事件の真相に近づくと共に堀江の暗い過去が明らかになってくる。

藤原伊織はすでに亡くなっている作家です。
代表作「テロリストのパラソル」が江戸川乱歩賞と直木賞を受賞するなど、すごい作家です。「テロリストのパラソル」もずっと以前に読んで、衝撃を受けました。
「てのひらの闇」も複雑な複線がたくさん張られており、圧巻のサスペンス作品です。

恋愛  ★★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★
総合  ★★★★★

関連記事
スポンサーサイト
THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。