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kumago

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  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
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植物図鑑 有川浩

マンションに一人暮らしのOL河野さやかがイツキに出会ったのは、休日前夜の終電ギリギリの呑み会帰り。
ほろ酔いでマンションの前まで帰ってきたさやかが眼にしたのは、玄関先に倒れているリュックを背負った男だった。
いい男だったことも作用して無一文で空腹でもう動けないという男を家にあげてしまう。
カップラーメンを掻きこんで生き返った男はイツキとだけ名乗るが素性はまったく不明なまま。
そのまま泊めることになったが、何事もなく、さやかが翌朝目覚めるとイツキはありあわせの材料で見事な朝食を作っていた。
朝食の後、別れづらくなったさやかは行くところがないなら一緒に暮らさないかと提案する。

こうして始まった共同生活だが、イツキは道端や河原に生えている野草に詳しく、終末の度にさやかを連れ出しては、さまざまな野草を採って帰り、その野草を使った絶品料理の数々を作り出す。
すっかりイツキのペースにはまったさやかは自分で植物図鑑を買い込むまでになる。

「阪急電車」の有川浩の作品ですが、いろんな食べられる野草が章毎に登場します。それぞれの野草がイツキによる詳しく解説され調理されます。物語の3分の2くらいはその繰り返しで進行するのですが、一見単純な流れのようで、二人の会話が面白く、次第にイツキに強く惹かれていくさやかの心も伝わってきて「恋」を感じます。

物語の後半はここには書かずにおきましょう。
異色な作品だとは思いますが、女性にはとても共感される作品ではないかと思います。

単行本のみ

恋愛  ★★★★★
スリル ★
感動  ★★★★
総合  ★★★★


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THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |
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