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kumago

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  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
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13階段 高野和明

樹原亮は、死刑囚、32歳。10年前千葉県中湊郡の保護司夫婦殺害の犯人として現場近くで逮捕された。事件直後の時間帯に現場近くの路上でバイク事故を起こして倒れていたところを救助したのは、偶然にも保護司を訪れる途中の保護司の息子夫妻だった。
逮捕された樹原は事故のショックで事件事故前後の記憶をなくし、無実を晴らすことができないまま、日々死刑執行を恐れて獄中で過ごしていた。

三上純一は、26歳の時に居酒屋でのけんかで誤って相手を突き飛ばした際に、相手が頭を打ち死んでしまう。
2年間の服役後、仮釈放された純一は、小さな町工場を営む両親が自分が死なせた相手の親に7千万もの損害賠償金を払い続けていることを知る。

そんな純一の元に、刑務所時代の刑務官であった南郷が訪れ、樹原亮の冤罪を晴らすための調査を手伝わないかと誘う。
冤罪が晴れた際にはある人物から弁護士を通じて成功報酬が1千万支払われるという。

手がかりは、樹原が思い出した記憶の断片「階段」のある場所だけ。
死刑執行までのタイムリミットは3ヶ月。

純一の更正を信じる南郷と、事件発生現場の中湊郡での自分自身の過去を背負いつつ、損害賠償金の一部を手に入れたい純一の調査は、次々に新たな事実に突き当たり事態は大きく展開していく。

文句なしに、一級のミステリ作品です。第47回の江戸川乱歩賞受賞作でかなりのベストセラーになったようなので、読まれた方も多いでしょうね。
私も再読だったのですが、すっかり内容は忘れていました。
だから今回もはらはらしながら最後まで一気に読むことができて、なんだか得した気分でした。

タイムリミットがあり、複線がたくさんあって最後にすべての線がすーっと1本につながっていくストーリー展開は見事です。

面白いミステリ作品をお探しで、まだこの作品を読んでいない方はぜひ!

恋愛  ★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★★
総合  ★★★★★

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THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |
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