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kumago

  • Author:kumago
  • 関西在住会社員。読書はもっぱら電車の中。熱中のあまり乗り過ごすこともしばしば。でもそんな小説に出会えたときは最高!
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    Amazonの記事にも作品のあらすじや読んだ方の感想がありますので、ぜひそちらも参考に。
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その女アレックス ピエール・ルメートル 橘明美訳




フランスの作家ピエール・ルメートル作のミステリーです。
「このミステリーがすごい」など複数のランキングで1位となった作品です。

非常勤看護師のアレックスはショッピングの帰途、街なかで男に拉致され廃ビルに監禁される。
誘拐の目撃者からの通報を受け、パリ警視庁の優秀な刑事カミーユ・ヴェルーヴェン警部は個性的な部下たちとチームを組み捜査に乗り出す。
誘拐された女性(アレックス)の身元もわからない中、時間が刻々と過ぎるが、カミーユはわずかな手掛かりからアレックスの身元を割り出し犯人に近づいていく。
一方監禁されたアレックスは廃ビルの一室で、狭く頑丈な檻に閉じ込められ宙吊りにされる。絶望的な状況の中、死の恐怖と闘いながら自分の力で脱出を試みる。アレックスにはここで殺されることも警察に救出されることもなく生き延びなければならない理由があった。

残念ながらほんの序章しかここでご紹介することができません。
というのも、ここからストーリーは次々に展開しカミーユたちの捜査によりさまざまな事実が明らかになっていきます。
アレックスの動きを追う章とカミーユたちの動きを追う章が交互に組み合わされ、緊張感の中で一気にクライマックスまで進みます。

恋愛  ★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★
総合  ★★★

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天国への階段(上)(中)(下) 白川道


ブログにコメントを寄せていただいたかたのおすすめで読ませてもらった作品です。
ブログの更新も久しぶりになってしまいました。

44歳にして貸しビル業、人材派遣会社、コンピューターゲーム会社を経営する実業家、柏木圭一郎。
経済的に大成功を収め、羨望のまなざしを受ける柏木であるが、彼の原動力は強い憎しみと復讐心であった。

柏木は北海道の美しい町絵笛出身であったが、競走馬を育てる牧場を騙し取られた父が非業の死を遂げ、将来を誓い合った幼馴染の亜希子にも裏切られ、身一つで上京した後は、ただひたすら父の牧場を奪った亜希子の父、亜希子、そして亜希子の夫の国会議員江成への復讐を心に誓い生きてきた。

しかし、亜希子の一人娘で亜希子同様に美しく素直に育ち、現在は動物カメラマンを目指す未央と出会った時から、柏木の心は微妙に揺れ始める。

その中、立会川の河口近くで及川広美という46歳の清掃員の刺殺死体が発見される。
及川は24年前に強盗殺人事件を起こし、13年間服役し11年前に出所してきたという前歴を持っていた。
その24年前の事件の際に及川を検挙した桑田警部は、及川の事件を解決するために捜査本部に志願する。

当時の事件に及川がかばい最後まで明らかにならなかった共犯者がいたのではないかと考える桑田は、今回の及川を殺害したのはのその共犯者ではないかと考える。
そしてその捜査線上に柏木の影が見え隠れしだす。

文庫にして3冊からなる超大作です。
しかし、まったく飽きさせることなく引き込まれる作品です。
「天国への階段」はレッドツェッペリンの曲で、物語の後半でなぜこの曲がタイトルになったのかがわかります。
この作品を読んで、やはりこの長さを読ませる作者のすごさに感動しました。

恋愛  ★★★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★★
総合  ★★★★★

THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

沈底魚 曽根圭介

2007年に江戸川乱歩賞を受賞した本格派ミステリーです。

警視庁公安部外事課二課の刑事、不破は主に中国の事案を担当している。
中国国家安全部の高官、呉春賢(フウチュンシエン)の行確(行動確認)の退屈な任務を相棒の若林と行う中、全国紙の新聞が、現職の国会議員が中国に機密情報を漏洩したとアメリカに亡命した中国人外交官が証言した、と伝える。
その数日後、不破は呉の行確を解かれ、警視庁の上級官庁である警察庁から来た凸井という女性理事官の元、専従の捜査班に組み込まれる。
その目的は中国人外交官が証言した大物の沈底魚すなわちスパイを捜査することだった。

中央政治と警察機構、日本と中国の双方に潜り込むスパイ、警察と情報提供者のS(エス)など、協力あるいは反発しあうさまざまな関係が入り乱れ、何が真実で真相なのかわからないまま、警視庁公安部の一匹狼、不破が徐々に、時に劇的に核心に迫る。

非常に複雑で緻密なストーリー展開で、最後まであきさせません。
若干、難しいところもありながら、裏の裏をかく展開に圧倒されます。

ミステリーが好きな方にはぜひ読んでほしいですね。

恋愛  ★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★
総合  ★★★★


THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

傍聞き 長岡弘樹

4編の短編ミステリーです。今、話題の作品ですね。

「迷走」
救急車の隊長、室伏と隊員の蓮川は、まもなく義理の親子になる予定だった。室伏の娘と蓮川が結婚式を挙げるからだ。
しかし、室伏の娘は最近交通事故で車にはねられ車椅子が必要な体となってしまうという不幸を背負っていた。

2人が乗る救急車に駅前で刺された男を搬送するよう指令が入る。
その男は、偶然にも室伏の娘をはねた医者を理不尽に無罪にした検事であった。

搬送先を探すが、受け入れ先が見つからず、蓮川は室伏の指示で娘をはねた医者の携帯に連絡を入れる。

その後、救急車は別の受け入れ先の病院に向かうが、室伏はなぜか病院に入らず病院の周辺を迷走させる。
室伏の意図は?

「傍聞き」
羽角啓子は強行犯係の刑事。同じ刑事だった夫は4年前、以前逮捕した放火犯に殺され、難しい年頃の小学生の娘と二人暮しだった。

現在捜査している通り魔事件の捜査が進展しないまま、啓子の自宅近所の女性老人宅に空き巣が入る。
その犯人として横崎という男が留置される。横崎は以前啓子が窃盗の罪で逮捕した男で、現在啓子の自宅の最寄り駅前の路上で生活していた。
その横崎から啓子に面会に来てほしいと連絡が来る。
横崎に面会した啓子は数日で横崎が留置場から出てくると知り自分や娘への「お礼参り」を恐れる。

「899」
諸上は独身の消防隊隊員。自宅アパートの隣の1軒家に生後4ヶ月の娘と暮らす新村初美と知り合い、彼女に好意を持っていた。

諸上は火災の連絡を受け後輩の笠間と出動する。笠間は最近3歳の息子を事故で亡くし心に深い傷を負っていた。
2人が他の隊員と向かった火災現場は、初美の自宅だった。パートの蕎麦屋から駆けつけた初美は、家の中に娘がひとりでいると告げる。
諸上は笠間と共に娘がいるはずの部屋を捜索するがなぜか見つからない。
899、それは「要救助者」を意味する消防の符牒だった。
なぜ、いるはずの899は見つからないのか。そこには笠間のある意志があった。

「迷い箱」
設楽結子は、罪を犯して服役し更正した男たちを支える施設「かすみ荘」に勤めている。
かすみ荘に住み、近くの飯塚製作所でまじめに働く碓井は、今日から飯塚製作所の社員寮で暮らすことになった。
最後の食事を終え、碓井はかすみ荘を後にするが、結子は碓井が気がかりでしょうがない。
碓井は3年前に仕事の後、泥酔状態で自転車を運転し、小学2年生の女の子をはね、死なせてしまっていた。
女の子の母親から碓井の死を願う手紙を受け取っていた碓井は3年の服役を終え働き出したものの、自殺する恐れがあるのだった。

いづれも、人の「罪」を扱ったミステリー短編で、謎めいたタイトルの意味が、読み終わったときに「なるほど」と思わせる複線に富んだ作品だと思います。
ただ、個人的には短い物語の中で予定調和的に多くのことが盛りだくさんに盛り込まれていて、一気に膨らんで一気に収束するという風に感じられて感情移入できませんでしたね。
どうしても、このような短編は最後に説明的になってしまうような気がします。

恋愛  ★★★
スリル ★★★
感動  ★★★
総合  ★★★

THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

この胸に深々と突き刺さる矢を抜け(上)(下) 白石一文

この長いタイトルの作品は、上下巻合わせて68もの章(節?)から成っていることや、登場人物の氏名がカタカナで表記されていることなど、独特の雰囲気を持つ作品です。

カワバタは国内最大の売上を誇る総合週刊誌の編集長43歳。東大で経済について研究している研究員の妻ミオと小学生のナオと暮らしている。

カワバタは8年前に生まれて数ヶ月の息子ユキヒコを亡くし、自らも41歳で胃ガンを患い再発の恐怖にさらされ、仕事では誰からも認められる才能を発揮しながらも常に深い悲しみや苦しみに囚われる日々を過ごしている。

物語冒頭から、売り出し中の新人モデルとカワバタとのホテルでの激しい性描写がリアルに描かれ、カワバタが身を置く世界が象徴される。

ホテルでの翌日、カワバタと部下たちがずっと追いかけてきた政府与党の大物政治家Nの政治スキャンダルを暴露する記事が掲載された最新号が発売され、Nは失脚する。

社内の権力闘争や数人の女性との関係を通し、時に世界中の政治家や宗教家、あるいは経済学者のことばを引用し、カワバタの眼を通して、この世の中の貧富、経済、政治、家庭や性といった人に関わる多様なものごとに対して様々な考察が行なわれる。

白石一文の作品は、毎回とにかく圧倒されます。
特にこの作品は他の作品に比べても主人公が非常に広く深く考察し、読者ひとりひとりにとっていくつも共感できるところがあるのではないかと思います。
いろいろな要素がふんだんに入っているにも関わらず、そのストーリーとにも引き込まれます。

恋愛  ★★★★★
スリル ★★★★
感動  ★★★★
総合  ★★★★★


THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

グロテスク(上)(下) 桐野夏生

かなり独特な世界観の奇妙な小説です。

東京都の区役所で事務のアルバイトをして生きている39歳の「わたし」はスイス人の父親と日本人の母親とのハーフでありながら、見かけは平凡で、これまで地味な人生を生きてきた。
「わたし」には、圧倒的な美貌のユリコという妹がおり、ユリコが生まれた時から、常に周囲に比較され蔑まれてきた。

また「わたし」がかつて通った名門のQ女子高に、佐藤和恵という同級生がいた。Q女子高は生え抜きのお金持ちの子女の内部生とそれ以外の外部生に完全に分かれており、和恵も「わたし」も外部生であったが、和恵は親がそこそこのサラリーマンであったがために、必死に内部生の世界に入り込もうと無駄な努力をする生徒であった。

「わたし」がQ女子高に在学中、いちどは事業に失敗したスイス人の父についてスイスに渡ったユリコが母親の自殺を機に日本に戻ってくる。
そしてユリコを心の底から毛嫌いする「わたし」と同じQ女子高の中等部に編入してくる。

「わたし」の人生に常に陰を落とし続けるユリコと「わたし」と関わりを持った数少ない人間のひとりである和恵が30代にして立て続けに殺される。2人を殺したとして逮捕されたのは中国人の張万力(チャンワンリー)という男であった。そして2人のもうひとつの共通点は、街に立つ娼婦であったという事実であった。

「わたし」の延々と続く独白と「わたし」が手に入れることになるユリコの手記と和恵の日記、そして逮捕された張の上申書。
これらを通して、「わたし」、ユリコ、和恵とその周辺の人々の人生が浮かび上がります。
それぞれの人生において持ち得たモノと持ち得なかったモノに苦しみ内面を破綻させていく生々しさに次第に自分が毒されていくようです。

なんと表現していいかわかりませんが、人間の内面の狂気を描いた作品と言えるのではないかと思います。

恋愛  ★★★★
スリル ★★★★
感動  ★★
総合  ★★★★★


THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

九月が永遠に続けば 沼田まほかる

水沢佐知子は、高校生の息子文彦と2人で暮らしていた。
その文彦がある夜ごみを出すために出たまま失踪する。
佐知子は警察に届けると共に独自に文彦の行方を捜す。

そんな中、佐知子が付き合っていた自動車教習所の教官犀田が駅のホームから何者かに突き落とされ轢死する。

佐知子は元夫で精神科の医師雄一郎にも連絡を取る。雄一郎は患者で過去にレイプされたことから精神を病んでいる亜沙美と再婚しており、亜佐美との間の高校生の娘冬子がいる。

佐知子は雄一郎から、死んだ犀田の財布から冬子の写真が見つかり、冬子が警察から取調べを受けていると聞かされる。
また佐知子は、文彦が冬子と会っていたことも知る。
亜佐美も冬子も恐ろしいほどの美貌の持ち主であった。

文彦の安否は?犀田の死の真相は?

少ない関係者の相互に複雑なつながりがあり、徐々に佐知子が真相に近づいていきます。

読み始めたときは、佐知子がいろいろと動き回る中で新事実がわかってくるという展開はよくあるもので無理があるように感じました。

この物語の面白さは、亜沙美、冬子親子の悪魔的な魅力が周りの人々の人生を翻弄する様子にあると思います。

恋愛  ★★★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★
総合  ★★★★


THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

宿命 東野圭吾

大企業UR電産は創業家で現社長であった瓜生直明が病死した後、直明の義弟の息子須貝正清が社長となって実権を握っていた。
しかし、数日後須貝は昼休みの習慣であるジョギングの途中、須貝家の墓の前でボーガンで撃たれて殺される。そのボーガンの矢には毒が塗られており、遺産の美術品を整理するために関係者が集まっていた瓜生家から持ち出されたものだった。

捜査本部の刑事、和倉勇作は他の刑事と共に捜査を展開するが、学生時代のライバルが瓜生の長男晃彦であり、更に晃彦の妻がかつて愛し合い、自らの不幸な人生の流れのため愛し続けることをあきらめた美佐子であることを知り驚愕する。

捜査を進めるうち、事件の遠い背景に美佐子の父がかつて入院していた上原脳神経外科、そしてその病院に入院していて飛び降り自殺したサナエという、少年時代の勇作が慕っていた女性などが複雑に絡み合ってくる。

瓜生家を中心とした多くの関係者が過去を含めて複雑に交差し、注意深く読まないとわけがわからなくなってくるほどですが、その分誰が犯人なのかまったくわからず、捜査の中で次々と新たな事実がわかってきます。まるでロールプレイングゲームのようです。

私もこのブログを書くために改めて人物相関図を書いてみました。
なかなか面白いです。

恋愛  ★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★
総合  ★★★★★

THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

分身 東野圭吾

氏家鞠子は小学生の高学年の頃から、自分は母に愛されていないと感じるようになっていた。特に具体的な理由があるわけではなかったが、自分がまったく母親に似ていないため、ひょっとすると自分は養子なのではないかとうたがっていたが、戸籍謄本によると間違いなく実の娘であることがわかった。
父に強く勧められて入った全寮制の中学の1年の年末、帰省した函館の家が火事になり、母が焼死する。
それから5年、大学生になった鞠子は母の死が自殺であると信じその理由を探るため父と母の過去を調べ始める。

小林双葉は大学生の今、高校生の時から始めたバンドのボーカルとして応募したオーディションの予選を通過し、テレビの公開番組に出る。
二人暮しのママから、バンドを始めた時の「テレビには出ないこと」という約束を反故にしての出演だった。
その数日後、ママはひき逃げ事故で死んでしまう。
そして事故の直前、ママに会いに来た北海道の大学教授藤村から電話が入る。双葉は母の死の直前のおかしな態度や遺品の中から出てきた不可解なアルバムなどから母の過去を探るべく、藤村の誘いに乗って北海道に発つ。

2人の女性が過去を探る中、それぞれに自分と瓜二つの女性がいることにたどり着く。2人の接点は?それぞれの母親の死の真相は?

鞠子の章、双葉の章が交互に繰り返されるうち、いくつもの謎が次第に絡み合い結びついてきます。
東野圭吾の初期の作品のひとつですが、複線が多くとても面白い作品だと思います。

恋愛  ★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★
総合  ★★★★

THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |

てのひらの闇 藤原伊織

堀江雅之は大手飲料メーカータイケイ飲料の宣伝部の広告担当課長46歳。業績の悪い会社の早期退職優遇制度を受けて、まもなく退社するという立場だった。
堀江は20年前のある出来事がきっかけで現会長の石崎の鶴の一声でタイケイ飲料に入社したのだった。

担当したスポーツドリンクのCMが大好評の中、上司の部長と会長室に呼ばれた堀江に、石崎会長は1本の8ミリフィルムを見せる。
そこには、マンションのベランダから落下した男の子を間一髪救うランニング中の男性が映っていた。
石崎はそのフィルムを自社の広告に使うよう堀江に指示する。
その仕事を退職前の石崎への恩返しと思い引き受けた堀江だが、持ち前の聡明さで預かったフィルムがCGで合成されたものと気づき、石崎に指摘する。CM製作の中止を了解した石崎は「感謝する」という言葉を残し、その夜自殺してしまう。

自殺の真相を探るべく、部下で優秀な女性大原や六本木のバーのマイクとナミちゃん達の協力を得て独自の調査を始める。
そして、堀江と石崎の接点であった女優の加賀美順子を捜しだすが、暴力団に襲われるなど不可解なアクシデントが次々と起こる中、事件の真相に近づくと共に堀江の暗い過去が明らかになってくる。

藤原伊織はすでに亡くなっている作家です。
代表作「テロリストのパラソル」が江戸川乱歩賞と直木賞を受賞するなど、すごい作家です。「テロリストのパラソル」もずっと以前に読んで、衝撃を受けました。
「てのひらの闇」も複雑な複線がたくさん張られており、圧巻のサスペンス作品です。

恋愛  ★★★★
スリル ★★★★★
感動  ★★★★
総合  ★★★★★

THEME:本の紹介 | GENRE:小説・文学 |
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